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楽天モバイルは、株式会社Moff、公益財団法人豊田地域医療センター、ひまわりネットワーク株式会社との間で愛知県豊田市のSIB活用による介護予防事業「ずっと元気プロジェクト」（注１）に関する新規事業創出に関する協定を締結し、当該協定に基づくサービス第一弾として医療機関の健診と連動した「スマホで健康応援プロジェクト」（以下「スマ健」）を4社協働で開始しました。
■背景
長引くコロナ禍は人々の生活習慣や生活リズムに大きな変化をもたらし、高齢者にとっては身体活動量不足によるフレイル（虚弱、注2）の進行が、中高年にとっては糖尿病や高血圧等の生活習慣病の進行が懸念されています。そうした中、スマートフォンの普及により、各種健康増進アプリを活用することで疾病予防に資する運動を記録しながら楽しく継続することができますが、高齢者のなかで、スマートフォンの操作に不慣れな人にはまだ利用に一定のハードルがあることも事実です。
■プロジェクト概要
「スマ健」は、人々が自らの健康や生活について考える健康診断という適切なタイミングに、健診事業を通じて信頼されている豊田地域医療センターの医療スタッフから、健康づくりに資するアプリやオンラインサービスを案内するものです。具体的には、スマートフォンを使って記録する歩数に応じて「楽天ポイント」が貯まる、健康生活応援アプリ「楽天シニア」や、スマートフォンを使って自宅から有酸素運動、筋トレ、ヨガ等の本格的な運動のライブに参加でき、定期的に運動効果がセンサーで測定できる「モフライフ」を案内します。また、そうしたサービス内容の説明や参加に必要なスマートフォン操作については、地域のケーブルテレビ局であるひまわりネットワークのショップにて対面で案内します。
地域医療機関、ケーブルテレビ事業者、通信事業者、ヘルスケアベンチャーの4社は協働することにより、多くの豊田市民にとって安心して楽しく利用できる健康DXサービスを提供します。
（注1）介護予防事業「ずっと元気プロジェクト」は、愛知県豊田市（市長：太田稔彦）と株式会社ドリームインキュベータ（本社：東京都千代田区、代表取締役CEO：原田哲郎）が、2021年5月より取り組むソーシャル・インパクト・ボンド（SIB）活用の介護予防事業「ずっと元気プロジェクト」の仕組みを活用した取り組みのこと。
（注2）フレイルとは健康な状態と日常生活でサポートが必要な要介護状態の中間を意味する。英語の「Frailty（フレイルティ）」が語源。
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