疲労回復の新常識 実は意外なところに!広告

疲れはエネルギー不足のせいではない?疲れ知らずの渡り鳥に学ぶ「疲労回復の新常識」

更新日:

以前はしゃきしゃき動けていたのに、体が重く感じる、寝ても疲れがとれない。もう疲れ知らずの体は戻らないのでしょうか。疲労の原因を専門家が究明した結果、年齢にかかわらず、正しい疲労回復法で回復できることがわかりました。そのカギは疲れ知らずで飛び続ける「渡り鳥」に。根拠のある疲労回復法を知って、すっきり元気な毎日を取り戻しましょう。

じっとしていても疲れるのはなぜ?

久しぶりに友人から遊びに行こうと誘われたのに、次の日は仕事があったので断ってしまった。前は仕事も遊びもしっかりできたのに……。

特に暑さが厳しいこのごろは寝苦しく、朝からぐったり。少しでも元気になりたいと、スタミナがつきそうな焼肉やうなぎを食べてみても、いっこうに疲れがとれない。これは年齢のせいでしょうか?

「いえ、違います」と言うのは、疲労の専門家で東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生です。

梶本先生は産官学が連携して総額約15億円の研究費をかけて行った「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」(※1)のプロジェクトリーダー。この研究を通して明らかになったのは、スタミナ食で疲労が回復するといった疲労に関するさまざまな常識が間違っていたことでした。

さらにプロジェクトが着目したのは、休まず飛び続ける渡り鳥の謎でした。

「海の上を何千キロも飛び続ける渡り鳥は、途中で眠ることも休むこともできません。疲れてヘトヘトになり、不時着している渡り鳥は見たことがないですよね? では渡り鳥はなぜヘトヘトにならないのでしょうか。そこに正しい疲労回復のヒントがありました。」(梶本先生)

なぜ「ヘトヘト」になった渡り鳥を見かけないのか

「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」では、疲労の原因を特定。疲労を数値化・定量化し、元気の源とされる23食品の疲労感軽減作用についても科学的な検証が行われました。その中でもとびぬけた結果で注目を集めたのが「イミダゾールジペプチド」という成分です。

イミダゾールジペプチドは渡り鳥をはじめ、鳥類の翼の付け根の筋肉など身体の最も酷使する部分に多く含まれる成分。また、マグロやカツオなど、止まらず泳ぎ続ける回遊魚の尾の筋肉に、人間では脳にも豊富に含まれています。

イミダゾールジペプチドの摂取により、疲労感の有意な低減がみられました(グラフ参照)。

イミダゾールジペプチドは、なぜ疲労感を軽減することができるのでしょうか。

「それは、疲労のもとである活性酸素を強力に消去する作用があるからと考えられます。体がフル稼働する時には活性酸素が発生します。疲労とは、この活性酸素が細胞にダメージを与え、本来のパフォーマンスを出せなくなった状態のことなのです。研究の結果、イミダゾールジペプチドは他の疲労回復成分に比べて活性酸素に対する作用が最も大きいことがわかりました。」(梶本先生)

夏バテによる疲労も、原因は同じです。

「活性酸素は運動などの活動だけでなく、自律神経が働く場合にも発生します。たとえば、同じ距離を歩いたとしても、春の心地よい気候の時と、炎天下の場合は疲れ方が違いますよね?これは、汗をかくといった体温調節のために自律神経がフル稼働するからです。暑さ寒さの調節も体内で活性酸素を増やし、疲労につながります。」(梶本先生)

じっとしていても疲れたり、夏バテしてしまうのは、自律神経が疲れに関係しているからなのですね。

疲労回復のつもりが逆効果? 疲れの常識は間違いだらけ

疲労の科学的な原因=活性酸素から見ると、疲労回復法のつもりで行っていることには残念ながら間違いが多いと梶本先生は言います。

「うなぎや焼肉を食べても疲れや夏バテを解消することはできません。脂質の多い食事はむしろ胃腸に負担がかかり、疲れてしまうこともあります。それよりも主食・主菜・副菜のバランスのとれた食事で、疲れにくい身体をつくることが大切です。
また、じっとしていれば疲労は回復するというのも間違い。適度に体を動かした方が疲れは解消しやすくなります。これは、軽い運動をすることで、疲労回復物質が増え、たまっていた疲れにも作用するからです。」(梶本先生)

「活動的な人は特に『疲労感なき疲労』に注意してほしい。例えば、やりがいのある活動に打ち込んだりすると、脳内にドーパミンやアドレナリンなどの快感物質が分泌されます。すると、実際は疲れているのに疲れを感じなくなり、疲れがとれたように錯覚して、休まず活動し続けてしまうのです。
疲れをためると健康にさまざまな悪影響を及ぼすので、科学的根拠に基づいた疲労回復法を行って、疲労の蓄積を防ぎましょう。」(梶本先生)

イミダゾールジペプチドを効果的に摂取できるイミダペプチドドリンク

イミダゾールジペプチドはもともと、私たち人間の体内にも備わっている成分。しかし、年齢とともに減少してしまうので、外からも補うことが望ましいと考えられます。産官学連携プロジェクトで検証した結果、有用なイミダゾールジペプチドの摂取量は1日200~400mgでした。鶏胸肉100gを食べると約200mgのイミダゾールジペプチドが摂取できます。

でも毎日鶏胸肉を食べ続けるのは難しい、イミダゾールジペプチドを手軽にしっかり補いたいという方のために開発されたのが、鶏胸肉から抽出したイミダゾールジペプチドを配合した「機能性表示食品『イミダペプチド』ドリンク」です。

「『イミダペプチド』ドリンク」は「疲労感」に関する機能性表示食品として日本で初めて発売された商品。日常の生活で生じる身体的な疲労感を軽減します。ノンカフェイン・ノンアルコールのドリンクタイプだから、寝る前に飲んで朝すっきり。天然原料・天然由来の素材のみを使用しているので飲み続けても安心なうえ、1本たったの23Kcalとダイエットが気になる方にもぴったりです。

疲労感回復に真剣なプロのアスリートや、年を重ねても輝き続ける芸能人にも多数の愛用者がいる「『イミダペプチド』ドリンク」。科学の力を味方につけて、疲労感のない毎日を目指しませんか?

まとめ

・疲れはエネルギー不足ではなかった
・渡り鳥の元気のもと・イミダゾールジペプチドが疲労感解消のカギ
・疲れの原因は活性酸素と自律神経
・「疲労感なき疲労」に注意
・毎日続けられる機能性表示食品「『イミダペプチド』ドリンク」

制作協力

  • 梶本 修身先生

    東京疲労・睡眠クリニック院長

    医学博士/産官学連携・疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト統括責任者
    ニンテンドーDS「アタマスキャン」を監修して脳年齢ブームを起こす。著書「すべての疲労は脳が原因」(集英社新書)はシリーズ累計30万部を超すベストセラー

※1「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」イミダゾールペプチドに関する論文
https://japanpm.com/pdf/research05.pdf

関連コラムRELATED

このページをシェアする
  • LINEでシェアする
  • facebookでシェアする
  • X(旧Twitter)でシェアする