新型感染症の拡大で、手指消毒が習慣となった今、さまざまな消毒剤がちまたに溢れ、「どんな消毒剤を使えばいいかわからない」と悩む人も多いそう。
そこで今回は「自宅で使う消毒剤」について、どんなものを選ぶべきなのか、感染対策のプロにお話を聞きました。
ウイルスを持ち込まないために、「玄関消毒」は重要!
家庭内感染を防ぐためには、帰宅してすぐ、玄関で手指を消毒することが大切です。そうすることで、洗面所までの動線にあるスイッチやドアノブ、カランなどにウイルスを付けずに済むため、感染対策に効果的です。また消毒剤は、液が飛び散らなくて、べたつかないものがおすすめ。15秒以上(※1)、アルコールを手全体にもみ込みましょう。
家にある消毒剤が有効なものか、確認
2020年、コロナ禍が始まったころに、急いでドラックストアに消毒剤を買いに行き、そのストックを今でも使っている方はいませんか?当時は買い手の知識もあまりなく、家にストックがあるからと前に購入したものを使っていると、十分に殺菌できていないこともあります。
改めて、感染対策に有効な消毒剤の基準を見直してみましょう。
①〜③のチェックポイントをクリアしているものがおすすめです。
1アルコール度数が70〜90%
アルコール濃度が低いと、十分な消毒殺菌効果が得られないため、“アルコール手指消毒剤”は、アルコール70%以上の高濃度のものをおすすめします。厚生労働省はもとより、WHO(世界保健機関)やアメリカのCDC(疫病対策予防センター)といった国際的なガイドラインでもその濃度を推奨していますが、それらはきちんとしたエビデンスに基づいています。(※2)市場に出回っている消毒剤の中には、アルコール度数が低いものがあるので、表示をきちんと確認するようにしましょう。
2厚生労働大臣許可の医薬部外品
“アルコール手指消毒剤”を購入する場合、厚生労働大臣の許可を得たものかどうかの確認も重要です。容器に「指定医薬部外品」の表示があるかを確認してください。これらは、厳しい試験に合格した性能の確かなものにしか表示できません。
市場にはアルコール濃度が低いものや、不明なもの、さらに日本で許可されていない成分を含むような商品まで出回っています。きちんと表示を確認して選んでください。
3手肌への配慮
コロナ禍でアルコール消毒による手荒れが増えたという人が多いようですが、手荒れを防げるかどうかは、感染制御の観点からも非常に重要なポイントです。なぜなら手が荒れると傷口に雑菌が増えて不衛生になるから。さらに傷口にしみるため、消毒が雑になることもあります。
では、保湿剤が配合されていればよいのかというと、適当に入れても意味はありません。有効成分の働きを阻害しない処方が重要になるため、専門メーカーのノウハウが必要です。
飛び散らない、べたつかないものを選びましょう
毎日の消毒が習慣となる中、液体タイプは飛び散る、ジェルタイプはべたつくなど、使用感に対して不満の声を耳にします。
実は、使い心地も感染対策の一環。消毒剤が飛び散ると、その経験から、消毒剤を一度に少量しか使わなくなりがち。消毒剤がきちんと手全体に行き渡らず、消毒不足になります。
また、ジェルタイプのべたつきも、すぐに作業ができないストレスから使用頻度が減ってしまう原因に。感染対策の観点から、使い心地のよい消毒剤を選ぶことをおすすめします。
プロの現場で選ばれるサラヤの「アルソフト」
感染対策のプロの現場で選ばれるサラヤ製
サラヤは、戦後日本で“手洗い”を広めた衛生のパイオニア。国際基準のエビデンスに基づいた研究と、長年、食品衛生、公衆衛生、医療・福祉衛生といった厳しい感染対策、衛生管理が求められるプロの現場で培ってきた技術力が反映されています。
アルコール濃度80%
ウイルスに効果のあるアルコール濃度は70%以上といわれ、「アルソフト」はしっかり殺菌・消毒できる80%!
手肌に配慮した独自の“うるさら”処方
「アルソフト」は頻繁に消毒をするプロの現場で、何十年もの間、看護師ら医療従事者の手肌を守ってきたサラヤのノウハウを反映。 研究に研究を重ね、有効成分の働きを阻害せずに、手肌に配慮しているのが特長です。
飛び散らない&べたつかない!新感覚うるさら処方のローションタイプ
「アルソフト」は液体でもジェルでもない、新しいローションタイプの手指消毒剤。飛び散らないジェルタイプで出てきて、触れると手のひらで瞬時にサラっとした液体に変化します。液体は飛び散る、ジェルはべたつくというどちらの不快感もなく、うるさらの使用感が特長です。
レジェンド松下が「アルソフト」を紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。